2008-08-30

地震体感日記

久々のさくら観測日記ですが、本日は番外編です。
宇和島市の総合福祉センターで、宇和島市地震体験談市民フォーラムという催しが開催されまして、その体験談の講演に、さくら観測員の宇治原さんと、観測隊員のS家さんが、壇上へ!

まず宇治原さんの方は、測候所時代の貴重なお話を聞かせてくださいました。
当時は、震度計があったわけではないため、観測は、観測員さんの体感で判断していたのだとか。ゆえに、地震が起きたら、動かずにじっと周囲の状況や、揺れの状況を冷静に観察しなければならなかったのだそうです。大揺れしている状況で
動かないでじっとしてないといけないなんて、仕事とはいえ、相当な胆力が必要ですよる。宇治原さんのちょっとやそっとじゃ、動じない感じも、さもありなんだなぁと感心しました。

続いてS家さんは、昔本町追手のあたりにおられた頃の地震体験談をお話くださいました。あまりたいしたことは覚えてないんだけど・・・とお断りされながらも、ご家族でこのことについて話し合われたことが伺えて、S家さんちの意識の高さを感じられました。校区自治会長にご就任でますます忙しくなられたみたいなS家さん、嗚呼。年度末にはさくら観測も忘れないでね・・・。
そんなお二人も大活躍の地震体験談フォーラムについては、虹色つーブログにもアップしてますので、ご覧ください。